自民じみん 越智おち俊之としゆき氏し 能登のと半島はんとう地震じしんへの対応たいおうめぐり

▽自民党じみんとうの越智おち俊之としゆき氏しは能登のと半島はんとう地震じしんへの対応たいおうをめぐり「今回こんかいの災害さいがいはコロナ禍かの影響えいきょうが残のこり、物価ぶっか高だかという極きわめて厳きびしい状況じょうきょうの中なかで発生はっせいした。被災ひさいした中小ちゅうしょう企業きぎょうや小しょう規模きぼ事業じぎょう者しゃが困こまらないよう資金しきんの手当てあてが重要じゅうようだ」と指摘してきしました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「被災ひさいした建物たてものや設備せつびを復旧ふっきゅうするための『なりわい補助ほじょ金きん』などの支援しえんを迅速じんそくに進すすめるとともに、今年度こんねんど末まつで切きれるコロナ禍かの資金繰しきんぐり支援しえんも6月つき末まつまで延長えんちょうする。被災ひさい事業じぎょう者しゃの声こえに寄り添よりそいながら支援しえんに全力ぜんりょくで取り組とりくむ」と述のべました。

立たつ民みん 杉尾すぎお秀哉ひでや氏し 政治せいじ資金しきん問題もんだいについて

▽立憲りっけん民主みんしゅ党とうの杉尾すぎお秀哉ひでや氏しは自民党じみんとうの派閥はばつの政治せいじ資金しきんパーティーをめぐる問題もんだいについて「安倍あべ派はの幹部かんぶ4人にんの聴取ちょうしゅを始はじめたというが、新しん事実じじつが出でてこなければ真相しんそうは闇やみの中なかだ。何なにを根拠こんきょに処分しょぶんするのか」とただしました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「国民こくみんの疑念ぎねんも踏ふまえ追加ついかの聴きき取とり調査ちょうさをスタートし、来週らいしゅうに向むけて続つづけていくつもりだ。事実じじつをできるだけ解明かいめいしたうえで政治せいじ責任せきにんを判断はんだんしたい」と述のべました。

さらに杉尾すぎお氏しは「処分しょぶんは4月つきの訪米ほうべい前まえに出だすのか。世間せけんの関心かんしんを集あつめて支持しじ率りつを上あげたいという思惑おもわくが見みえ見みえで、幕まく引びきのセレモニーではないか」と迫せまりました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「早はやいタイミングでけじめをつけなければならないが、いつまでとは申し上もうしあげていない。聴きき取とり調査ちょうさを始はじめた段階だんかいで処分しょぶんの程度ていどが判断はんだんされるはずがなく、まだ具体ぐたい的てきな判断はんだんは何なにも決きまっていない」と述のべました。

また、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、かつて自民党じみんとう安倍あべ派はの前身ぜんしんの派閥はばつで会長かいちょうを務つとめた森元もりもと総理そうり大臣だいじんにも聴取ちょうしゅするよう求もとめられ、「従来じゅうらいの聴きき取とり調査ちょうさや政治せいじ倫理りんり審査しんさ会かいでの弁明べんめいなどで、個人こじん的てきに関かかわっているという指摘してきは把握はあくされていないが、追加ついかの聴きき取とり調査ちょうさの中なかで必要ひつような関係かんけい者しゃに話はなしを聴ききたい」と述のべました。

一方いっぽう、次つぎの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょに立候補りっこうほしない考かんがえを明あきらかにした二に階かい元もと幹事かんじ長ちょうの処分しょぶんについて、「二に階かい氏しの判断はんだんは重おもく受け止うけとめているが、処分しょぶんの判断はんだんは全まったく決きめていない」と述のべました。

また、みずからへの処分しょぶんについては、「私わたしも含ふくめて党とうの手続てつづきや判断はんだんが尊重そんちょうされなければならない」と述のべました。

さらに、「選挙せんきょにおける非ひ公認こうにん」の処分しょぶんを行おこなった場合ばあいに党とうとして選挙せんきょ支援しえんを行おこなうのか問とわれたのに対にたいし、「公認こうにんしないことになれば、公認こうにん料りょうをはじめ公認こうにん候補こうほが得えられるさまざまなメリットはすべてなくなると認識にんしきしている」と述のべました。

公明こうめい 竹谷たけたにとし子としこ氏し 「こどもホスピス」の普及ふきゅうに向むけて

▽公明党こうめいとうの竹谷たけたにとし子としこ氏しは小児しょうにがんなどの子こどもたちがサポートを受うけながら家族かぞくと過すごせる「こどもホスピス」の普及ふきゅうに向むけて「生活せいかつ実態じったい調査ちょうさが行おこなわれるなど検討けんとうは進すすみ始はじめているが、ホスピスには多様たような形かたちがあり、課題かだいとニーズがある。支援しえんの後押あとおしをお願おねがいしたい」と求もとめました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「診療しんりょう報酬ほうしゅう改定かいていで適切てきせつな緩和かんわケアの提供ていきょうを推進すいしんするための『小児しょうに緩和かんわケア診療しんりょう加算かさん』を新設しんせつするなど取り組とりくみを行おこなう。小児しょうにがん患者かんじゃなどが家族かぞくや友人ゆうじんと安心あんしんして過すごせる環境かんきょうの充実じゅうじつに取り組とりくむ」と述のべました。

維新いしん 東あずま徹とおる氏し キックバックなどの収入しゅうにゅうについて

▽日本にっぽん維新いしんの会かいの東あずま徹とおる氏しは政治せいじ資金しきん収支しゅうし報告ほうこく書しょに記載きさいされていなかったキックバックなどの収入しゅうにゅうについて「被災ひさい地ちに寄付きふしてはどうか。自民党じみんとうの内部ないぶでも声こえが上あがっているという報道ほうどうも見みた。被災ひさい地ちへの寄付きふは最低さいてい限げん、行おこなうべきだ」と訴うったえました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「各かく政治せいじ団体だんたいが決定けっていすべきだが、不ふ記載きさいの資金しきんについて国民こくみんからもいろいろな指摘してきがあるので、どのように取り扱とりあつかうか、意思いし疎通そつうを図はかっている。早急そうきゅうに整理せいりし判断はんだんしたい」と述のべました。